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Payasam パヤサム

アーユルヴェーダで最も有益な豆”Mudgaムドガ”

アーユルヴェーダではあらゆる食べ物は食べ方次第で薬にも毒にもなるという考えがあります。
そして古典文献に記された食べ物の分類には、原則的に人間の身体に悪影響を与えない有益な食べ物、というものがあります。
豆類は新しい命の源になりエネルギー(栄養)の高いものではありますが、自然界の法則(種の保存)により動物に消化されないよう硬い外皮をまとっています。そのためアーユルヴェーダでは豆類を「消化しにくい」重性のものと定義づけ調理工程が何段階もあり、かつあまり大量に食さないように、という注意喚起をしています。
ただし豆の中でもMudgaムドガ(緑豆)は、消化によい軽性かつ清澄性で、豆類の中で最高だとしています。

ムングダル_アーユルヴェーダ

Mudgaムドガで作るケララ伝統の吉兆なスイーツ

Mudgaムドガ(緑豆)の皮むきひき割りものを南インドケララでは”パリップ”と呼びます。
パリップで作ったお汁粉、”パリップパヤサム”は現地ではお祝いの席で振る舞われることが多いのですが、大量のお料理を食べたあとでも消化しやすく美味しく食べられるからだ、と言います。
また、赤ちゃんの離乳食としても定番だそうです。

ラサーヤナとしてのパリップパヤサム

また、身体に充分な栄養を与え生命力を維持させる目的のラサーヤナの観点からもパリップパヤサムはおすすめされます。
消化力を損なうことなく、ダートゥへエネルギーを届けて体を強くし、心地よい甘味と爽やかなスパイスの風味、滑らかな舌触りが感覚器官や心を喜ばせます。

パリップパヤサムの材料と作り方

材料
皮むき緑豆(ムングダル) 1/2カップ 
ジャガリー または 黒糖 大1かけ(1/3カップ程度)
ギー 大さじ1.5 
ココナッツミルク 1.5カップ(ココナッツミルクパウダー1/ 2カップ)
カルダモンパウダー小さじ1/2
ドライジンジャー小さじ1/2
カシューナッツ適量

作り方 
1.ムングダルを香りがする程度乾煎りする
2.ジャガリーをお湯でといてシロップにする
3.ムングダルを鍋で柔らかく煮る(水分は調整しながら)
4.ジャガリーシロップを加え5分煮る
5.ギーを加えさらに5分煮て、ココナッツミルクを加え、ギーでローストしたカシューナッツとカルダモン、ドライジンジャーパウダーをふったら出来上がり


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