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【過去メルマガ】養生の道は気を調るにあり

配信日時:2014/06/14 09:00

おはようございます。 
関東地方は先日より入梅し安定しないお天気が続いていますね。 
安定しない気温により自律神経が乱れやすくなったり 
湿度が高いことで様々な菌の繁殖により食中毒や感染症が広がったり 
どんよりな天候に心が重くなったり 梅雨は体調を崩しやすくなります。 
アーユルヴェーダでも、雨季には 
急激な気温差によるヴァータの増大
消化不良からピッタの蓄積
湿気と冷たさによるカパ増大 
を招くと言います。 残念ながら3つのドーシャとも乱れやすい季節ということなのです。 

確かに、梅雨に「元気いっぱい!絶好調!!」という人、あまり居ませんよね? 
具合が悪くないまでも、どことなく、なんとなく、本調子ではない という方は多いのではないでしょうか? 
梅雨には 
-アーユルヴェーダのオイルマッサージがとても有効です。 
-日々変わる天候に気を配って、消化力を乱さないように、温かく滋養(栄養豊富な)の食事をとりましょう。 
-雨の多い日は蜂蜜を混ぜた飲食物が有効です。 
などが代表的な季節の養生法(リトゥチャリヤ)です。 

これらの事を一通り実行してみても、なんだかスッキリしない。。 
と、生徒さんやクライアントさんからよくご相談をうけます。 
そういう方々に共通しているのは、 
季節や生活習慣から身体だけでなく心の安定感を失われていること。 
「心は身の主なり」 

「養生の道は気を調るにあり」 
と、江戸時代中期に書かれた「養生訓」にも書かれていますが、 全ての病は気の乱れから。気を調える事が健康を守る。 と日本でも古くから言われているのです。 
気を調える為に プラーナヤーマ(呼吸法) をおこなうことがとても有効です。 

プラーナヤーマは色々な種類がありますが 
どなたにでも行なって頂ける基本の呼吸法をご紹介します。 

①空気のきれいな静かで適温の場所に楽に座り、軽く目をとじます。 
②下腹から体内のいらないものを全部両鼻から吐き出します。
③空っぽになったら、下腹を緩めます。すると自然と下腹に空気が入ってきます。その空気が胸まで一杯になるまで満たします。そのまま暫く保持します。 
④息を吸った時間と同じ時間で胸から下腹の息を全部吐き出します。 

プラーナヤーマ以外にも梅雨の紫陽花を楽しんでみたり 季節の保存食作りをしてみたり 外出できない時間で読書を楽しんだり 梅雨だからこそ満喫できることで心を楽しませましょう! 


☆梅雨におすすめの食材☆ 
-生はちみつ:体内の余分な水分を乾かし、カパを鎮めます。 
-コリアンダー:利尿効果があり、体内の余分な熱を鎮め消化力、ピッタを調えます。 
-紫蘇、バジル:殺菌、抗菌作用があり、食中毒や細菌感染から身をまもります。ヴァータやカパを調えます。 

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