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SDJ Ayurvedalaya 滞在記①

1月10日に日本を発ち、翌11日スリランカ経由でいつもどおりコーチン空港に到着。

この時期の南インドの気候は本当にいいですね。
午前中の柔らかな日差しといい感じに湿気を含んだ空気に包まれて到着早々リラックスします。

今回まず目指す場所はケララではなくお隣の州タミルナドゥの山の中。
個人的に学ばせていただいているヴェーダーンタ、サンスクリット語の先生がいらっしゃるアシュラムです。

ただ、今回は6歳の息子連れということもあり、皆さんのお勉強のお邪魔になってはいけないし、滞在に不安を感じていたところ、すぐ近くに付属のアーユルヴェーダ施設がある、ということで今回はこちらに1週間滞在させていただくことにしました。アシュラムにはトリートメントの合間に通うつもりです。

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昨日到着して、まず驚いたのは、静かさ。
ほぼ満室で入院患者がいるとは思えないほどに静寂な空気に包まれています。
セラピストも結構いるし、食事をつくるスタッフや清掃担当、庭仕事や畑仕事の担当、と結構な数の従業員もいるのですが、とにかく、静かです。
私は今回離れのコテージに滞在させていただいていますが、本当に鳥の声しか聞こえません。

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ここにいるドクターやセラピスト、スタッフ皆とても平穏な心と深い愛情をもっているというのも関係しているかもしれません。

やはり、、、プージャスワミジ、ヴェーダーンタの影響でしょうか。
所謂「おもてなし」とか「歓迎」とは違うものを感じます。

私たち患者に対して、ゲスト、として扱うのではなく家族の一員のように迎えてくれて、そしていつでも「ナマステ」です。

トリートメントは今アビヤンガを受けていますが、1週間のプログラムを最初に組みません。これは初めての経験。
何故なのか尋ねてみたところ、ドクターは、

人の体は都度変化していきます。
ここに来て、この土地で私たちが栽培している野菜やハーブを食べて
トリートメントをうけ
アーユルヴェーダハーブ製剤を飲んで
心が鎮まるような体験を経ることで
どんどん体は変化します。
だから、1日に2回、私はここにあなたの様子を見に来ています。
夕方の様子で次の日のプログラムを組みます。
朝いちばんで様子を確認して、問題なければその日のプログラムを予定通り行います。
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というわけで、私はこの先何をされるのかは全くわかりませんが、昨日と今日はアビヤンガでした。

こちらのアビヤンガは、、まずお祈りをしてから、ヘッドマッサージ、そしてとても柔らかく上質なコットン布で足を拭いてくれてから患者に手を合わせベッドに横になります。
そしてアビヤンガ中もマントラがずっと流れています。
セラピストの手はとても優しく、まるで大切な神様の像を洗うように丁寧に丁寧にオイルを塗布していきます。
ダローニという木のベッドは滑るし、関節が痛い、という経験をされる方がほとんどだと思いますが、こちらでは、細部にまで気を使ってくださり本当に心地がよく驚きました。
(なかなかインドでは心地よいアビヤンガに出会えません。笑)

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この環境で、身も心も穏やかになっていくのがわかります。

1週間の滞在でどのような変化がおきるか今からとても楽しみです。

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