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アーユルヴェーダ式家庭料理クラス

今週アーユルヴェーダ式家庭料理クラスの作品発表がありました。
各自お題にあったお料理を作り発表して試食しました。
どれもとても美味しくて、楽しいクラスでした。

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7月から始まった連続講座ですが、アーユルヴェーダについての知識が全くない方でも、
この料理クラスでの実践を通じ、それぞれに必要なモノやコトを感じ取って頂けたかと思います。

参加者の方からいただいたご感想を1つご紹介いたします。

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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「アーユルヴェーダ式家庭料理に接して」

まず、何より驚いたのは、調理においてダシ、ブイヨンを使わないということ。

いつ使うのだろうか、そのうち出てくるだろう、と待ってみてもそれらしいものが登場しない。

今までの調理の概念には、1にダシ、2にダシ、それこそが基本であり味の決めてとも言われる。
その上うまみを引き出すものに慣れ親しんでいた。

酒、みりん、砂糖の姿も無い。。

たとえスープであっても、ダシなしの調理。

できあがるまで、先生は何かお忘れなのではないか?きっとそうに違いない、と思ったりもした。

そして、結果としてどうかというと、とてもおいしい、そして何の謙遜も無く十分に深みがあり、
むしろ素材の味もひとつひとつがちゃんと引き出されているではないか。

今までの自分は、昔から料理が好きで、
この長い人生の中でそこそこ技も舌も知識も備えてきた、つもりになっていた。
しかしそこをサラリと足をすくわれたような気持になった。
これは何だろう?

また、印象として残るのは、調理が静かであること。
自分たちのなれないドタバタは別として、煮炊きが粛々としている。
はやりの料理の見栄えや華やかさはないけれど、
かつて日本にもあった、静かな調理のたたずまいに通じる所も感じた。

一つの生命体としての人間の内なるエネルギー。
その足りなくなった部分を優しく調理した食べ物で満たし、養生をする、優しい料理。
まるで宇宙からいただいたエネルギーを調理しているような
慈愛の籠ったアーユルヴェーダ式家庭料理にいのちのサイクルのやりとりを見ているような思いがした。

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